真夜中は別の顔(上)(下) シドニィ・シェルダン [海外小説]
英語版だけで1000万部以上の発行部数を誇るベストセラー。
主要な登場人物は4人。 キャサリン、ノエル、ラリー、デミリス。
他にも何人か登場人物はいるのだが、重要なのはこの4人だけなのですらすら読めた。 そういった意味ではクリスティの小説とは比べ物にならないくらい読みやすい。 クリスティの小説は登場人物欄を何度も確認しないと分からなくなっちゃうから
話は小さいころのキャサリンの話から始まり、キャサリンの生活とノエルの生活が交互に語られていく。 読み進めていくと二人の性格が徐々に分かってくる。
キャサリンはまじめで古風な女性。 頭の回転が早い。
一方のノエルは、他人の目を引く美しさを持ち、その美しさを武器に男性を利用。 自分にとって何が有益であるのか瞬時に判断できる計算高い女性である。
上巻が終わるころになっても、主要な人物4人が顔をあわせることがなかったので、いつ、どこで出会うことになるのか気になって仕方がなかった。
クライマックスのデミリスの行動と、最後までしたたかなそしてプライドの高い女性を演じきったノエルの行動は面白かったと思う。
- 作者: シドニィ シェルダン
- 出版社/メーカー: アカデミー出版
- 発売日: 1992/03
- メディア: 新書
にほんブログ村
heartday810さん、お邪魔しまーす♪
コメントありがとうございました。
「真夜中は別の顔」さっそく読んでみたんですね?スゴイ!!
あまり、海外の本を読まなかった私が一番最初に読んだ本だったので、
とっても印象深い1冊でした。
日本人にはない発想があるようにも感じて。。
最後の展開が、一番興奮したのを覚えてます(^^)
この作品、一度テレビ化されたの、ご存知ですか?
NHKだったと思いますが、瀬戸朝香、吉川晃司が出演していたと思います。
私も時間を見つけて、本を読もうと改めて思いました。
オススメの本があれば、教えてくださいね☆
by hime (2006-04-24 23:12)
>himeさん
コメントありがとうございます!
この本、テレビ化されたことがあるんですね。
知りませんでした。 himeさんはこのドラマみたんですかー?
by heartday810 (2006-04-25 08:42)
連続ドラマだったようですよ。
私は、ちょこちょこ思い出したように見てました(^^;)
登場人物・・・
ノエル → 瀬戸朝香 ラリー → 吉川晃司
キャサリン → 小雪 デミリス → 細川俊之
うーん。
これは、自分で本を読みながら、自分なりにイメージを楽しんだ方が、
いいのでは・・・?と思いました。
ノエルが瀬戸朝香っというイメージが、私には受け入れられなかったので、
見てると、もどかしさを感じました。
「私にキャスティングさせてみて!!」と・・・。
by hime (2006-04-25 16:59)
>himeさん
確かに ノエル → 瀬戸朝香 はイメージとは異なりますね。
ラリー → 吉川晃司 も、うーん……。
キャスティングってなかなか思った通りになりませんね。
by heartday810 (2006-04-25 17:30)