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オリエント急行の殺人 アガサ・クリスティ [海外小説]

ちょっと前まで、推理小説の面白さは犯人が誰であるのか自分自身で予想することだと思っていた

でも最近は、主人公が推理をしていく過程、つまり主人公がさまざまな証拠を探し出し、いろいろな角度からアプローチを試みて、真犯人を突き止めていくその過程が面白いなあと思うようになった

この「オリエント急行の殺人」も推理していく過程が面白い。

一見複雑に絡み合ったように見える状況もポワロの手によって一つずつ真実が解明されていく。

ポワロの鋭い洞察力、そして証拠に裏づけされた推理も読んでいて飽きない。

ラストの二つの推理は、ポワロの人間性が垣間見えた気がした

オリエント急行の殺人

オリエント急行の殺人

  • 作者: 中村 能三, アガサ・クリスティー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1978/10
  • メディア: 文庫

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コメント 2

ゆーじあむ

TBありがとうございました。こちらもTBしました。
過程がおもしろい作品は、たとえ犯人が分かっていても、何回読んでも飽きませんね!
by ゆーじあむ (2006-03-17 15:40) 

heartday810

>Yuseumさん
nice!&コメントありがとうございます。
過程の面白い作品は、二度目はもっと楽しめたりしますよね!
私は、一度目は話の内容が気になって読む感じで、二度目以降はじっくり楽しむ感じです(^^)
by heartday810 (2006-03-17 18:07) 

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